SEの役割や仕事内容とは?

SEはシステムエンジニアのことで、システムの設計や開発、テストなどをする職種です。しかし、業務範囲が広いため同じSEでも異なった内容の業務をしていることもあります。
SEは、開発プロジェクトを管理する立場なので、様々な人とコミュニケーションをとる必要があります。クライアントの要望やプログラマーとのやり取りなど関わる人も多く、柔軟な対応が必要とされています。

開発の工程が多い場合はクライアントの要望が変化することもあります。また、ソフトウェアの開発はチームで作業を行うため、作業の進捗状況を確認したり綿密に連絡を取らなくてはなりません。チームの一員として、必要になる予算や人員の管理も行います。

SEの業務は大きく分けて要件定義、設計、実装、テスト、運用の5つの工程に分かれます。要件定義は、クライアントと話し合いながら実装する機能を明らかにする作業です。
設計では、定義したシステムをどうやって実現するか具体的に組み立てます。実装とテストでは、設計書をもとに開発したアプリケーションを実際に動かし、テストします。最後の運用では、システムのメンテナンスや、機能の追加などを行います。

SEは幅広い知識が求められます。近年では、ネットワーク環境やデータベースなどの基礎知識だけでなく、セキュリティー環境の知識も必要になってきています。
また、SE自らプログラミングをすることはありませんが、プログラミングスキルを求められる場合もあります。